テーメーカフェ

テーメーカフェ (1)
バンコク都はワッタナー区にある日本人御用達の援交バーである。
近年YouTubeやブログ等で世界的に有名になったこのバーは『テメ』や『テルメ』などたくさん呼び名がある。
タイ語に忠実に発音した場合『トゥーメー』(เทอร์เม่)が正しいが、言葉は通じてなんぼなので一般的な『テーメー』で通させてもらいたい。
 
※ この記事はコロナ禍前の物で最新情報ではない。
しかしタイが開国した後も以前のような賑わいになると確信しUPすることにした。

テーメーカフェ
場所:スクンビット通りsoi13とsoi15の間 ルアムチット・プラザホテルの地下1階。

営業時間:午後8時〜翌午前2時

交通:BTSナナ駅、アソーク駅(MRTスクンビット駅)より共に250m。
店より徒歩20秒程の場所にバス停もあるが大半のバスが午後11時には運行終了する事、開店時間が午後8時である事を考えたらBTS一択である。

料金:嬢との交渉によるが2000B〜
アイドル系ハイスペック嬢になると3000B〜。中には5000B〜という嬢もいるらしい。
連れ出しは基本的に上階にある『ルアムチット・プラザホテル』になる。それ以外のホテルになると出張料金を請求してくる嬢もいるので注意。

また以前は何も注文せずに入店出来たがいつの間にか何か飲み物等を買わねばならなくなった。
料金はコーラ50B、ビール100B程度。


文献を紐解くと1960年代には存在していた歴史あるバーであるが、ベトナム戦争時に派遣された米兵相手に娼婦が集まったのが援交バーとしてのルーツらしい。
いつから日本人御用達のバーになったのかは不明であるが1980年代後半にはその名が見える。
当時のタイにおける日本人の遊び場は圧倒的にタニヤかパッポンで、運転手付きの車に乗れる駐在員がラチャダーやペッチャブリーのマッサージ・パーラーに、沈没組はヤワラーの立ちんぼに行くぐらい。
MRTやBTSが影も形も無いこの時代に〝日本人御用達〟と言われるバーがなぜこの地に誕生する事になったのかという経緯も不明である。

小官が知る限りバブルが崩壊した後2000年代後半までは嬢の大半は本業で稼げないタニヤ嬢だった。
彼女達は派閥ごとに協定を定め店内での立つ位置や値段を決めていた。

2015年くらいからブログやYouTube等で紹介され人気が沸騰。いわゆる〝タニヤ語〟という特徴的な日本語を使わない嬢や中抜けしたゴーゴー嬢、中には日本語を一切喋れない娘の姿も見え、それと共に客も日本人以外の外国人が増えていった。
コロナ禍直前バードウォッチング的に小官が観察したところ日本人5割、中国人と韓国人が4割、西洋人が1割と言ったところか。
長期連休時には店内中央に鎮座する雲型定規のような巨大なテーブルの周りを時計回りに絶えず移動せねばならないほど激しく混雑し、まるで立ち止まる事を許されない隅田川の花火大会のようであった(笑)


テーメーカフェ (2)
店は表通りから右側の階段を下がった地下にある。

テーメーカフェ (3)
店内の様子。

テーメーカフェ (4)
食事を楽しめるテーブルもある。

テーメーカフェ (5)
この日、話して面白かった娘は2人。
1人は最近日本へ旅行に行くも金が無さすぎて大阪から京都の観光地をレンタサイクル(!)で周ったと言う娘。
もう1人は階段近くにいた昼間はヤワラーでウェイトレスとして働き夜になると店にやってくるという独学で学んだ日本語を話す某坂道の某真夏さんに似た娘。
言い値は2時間で3000B。
小官が「2時間も必要ないだろ」と言ったところ1時間たっぷり全身リップすると真顔で言われ思わず吹き出してしまった(笑)

写真は無いが今まで小官が連れ出した嬢は2人。
1人は賑やかな店内で1人うなだれたように座っていた小柄な嬢。日本語が達者で話すうちに情がわき2000Bで連れ出しした。
席を立つと近くの姐さん的な嬢に挨拶していたのでタニヤ嬢だろう。
28歳と聞いていたが天然無毛でビックリ。しかし当時小官は泥酔しており敢えなく不発で終了…
軍法会議ものの失態を演じてしまった(汗)

もう1人は時計の近くに立っていたアイドル系の娘。言い値は2500Bで即決。
色々と将来に不安があるようだったが、綺麗な日本語を操るので「資格を取って通訳になったら」とアドバイスしたり大いに盛り上がった。しかし肝心のプレイは小官の〝アハト・アハト〟がデカくて苦しいと文句タラタラでいまひとつであった。

…あまり良い思い出は無いが(汗)これも経験。
コロナ禍が終わり早くあの賑わいが復活するよう願いたい。





プロフィール

〝ホントー〟ヤレルモン隊長

Author:〝ホントー〟ヤレルモン隊長
〝นวด ヌワット〟とはタイ語でマッサージの事。
施術師と2人きりになるというその性質上、昔からタイでは女性との交流の中核を担ってきました。
今ではゴーゴーバーやカラオケに人気が移っていますが、まだまだマッサージもその役目を終えていないはず…というわけでその魅力を伝える事が出来るかと当突撃隊の創設を決意したのであります。

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